5月6日のみずがめ座η(エータ)流星群を肉眼で見るコツについて
公開日:
:
豆知識
ゴールデンウィークの期間中である5月6日(土)には「みずがめ座η(エータ)流星群」がありますが、せっかくの流星群ですから見るならなるべく自分の目で直接見たいですよね。
そこで今回は流星群を肉眼で見るためのコツについてまとめてみました^_^
流星群を肉眼で見るコツ
流星群を肉眼で見るコツは大きく分けて5つあります。
1、月が出ていない時間帯に見る
流星群の見やすさはその日の月明かりに大きく影響します。
そのためなるべく月が出ていない時間帯に見るべきなのです。
ただ、月の出、月の入りはその日によってバラバラです。
今回のみずがめ座η(エータ)流星群の場合だと
5月5日の13時12分から月が出て
5月6日の1時41分に月が沈むので、
一番見やすくなるのは5月6日の午前2時以降ということになります。
2、街の明かりの少ない場所で見る
月明かりと同様に街の明かりによっても見にくくなるので
なるべく街の明かりが少ない場所で見るようにしましょう。
流星群は比較的明るいので、街の明かりが多い都市部でも見ようと思えば見れますが、
街の明かりが少ないほうが見つけやすいです。
3、最低15分は夜空を見て目を慣らす
人間の目は暗いところに慣れるのに少し時間がかかります。
そのため最低でも15分は夜空を見て目を慣らすと流星群が見つけやすくなります。
特にみずがめ座η(エータ)流星群は
1時間に平均5つほど流星群があるので
12分に1回見ることができることになります。
すぐに見れるとは限らないので
ゆっくり夜の星空を眺めるつもりで見るといいでしょう。
4、望遠鏡や双眼鏡はむしろ必要ない
夜空を見るので、望遠鏡や双眼鏡が必要だと思われがちですが、
実は流星群に限ってはこれらの道具は必要ありません。
その理由は流星群は非常に広い範囲で流れるので、
視野を狭くする望遠鏡や双眼鏡は逆に見つけにくくなるのです。
流星群は肉眼で見れる明るさなので、道具を使わずとも見ることができます。
5、方角は気にしなくていい
流星群には放射点といって流れ始める場所が決まっていますが、
基本的に見る方角は気にしなくてもいいです。
理由は流星群は非常に広い範囲で流れるため方角に関係なく見ることができるからです。
方角よりも大事なのは視野が広く取れるひらけた場所で見ることです。
こちらのほうが方角を気にするよりも流星群を見つけやすくなります。
一応みずがめ座η(エータ)流星群は南東辺りが放射点となっています。
以上が肉眼で見るときのコツになります。
他の注意点としては天気が悪いと見えないという点と夜は冷え込むので、寒さ対策はしっかりしておくということです。
観測できる時期の天候やみずがめ座η(エータ)流星群の詳細については以下の記事でまとめていますので参考にどうぞ^_^
みずがめ座η(エータ)流星群2017!見頃の時間帯や方角、見れる地域など
関連記事
-
-
6月24日はUFO記念日!?UFOはもともと軍事用語だった?
6月24日はUFO記念日なのだそうですが、その由来とは何なのでしょう? UFOの本来の
-
-
史上最大のダイヤモンド「カリナン」は3106カラット!?その大きさや使い道とは?
アフリカ南部のボツワナで、史上2番目となる1111カラットのダイヤ原石が発見されましたが、史上最大の
-
-
夏の用語 夏日・真夏日・猛暑日・熱帯夜の違いや定義は?人体への影響についても
夏になるとよく聞く、夏日や真夏日、猛暑日などの用語の違いや定義とは一体何でしょう。 気温の
-
-
11月11日は「ポッキーの日」以外にも多くの記念日がある!?記念日一覧をまとめてみた
11月11日と言えば多くの人が「ポッキーの日」と思うかもしれませんが、実はこの日はポッキーの日以
-
-
6月22日はかにの日!その由来や意味とは?
6月22日はかにの日なのだそうですが、その由来や意味とは何なのでしょう? 気になったの
-
-
「黄砂」の時期は「PM2.5」にも要注意!!違いやその危険性、対策方法など
「黄砂」は毎年2月〜5月頃にかけて頻繁に発生しますが、同時に注意しなければならないのは「PM
-
-
5月23日はキスの日!なぜこの日?ラブレターの日でもある?
5月23日はなんと「キスの日」なのだそうです! キスといっても魚の鱚(きす)ではなく、もちろん
-
-
立冬はいつある?日付はどのようにして決まる?意味や名前の由来なども
「立冬」という言葉がありますが、これはいつあるのかご存知でしょうか? その日付は毎年変わる
-
-
しし座流星群とは?今度はいつある?見える方角、時間帯などについて
今夜はしし座流星群があるとのことですが、しし座流星群はどの方角、時間帯に見えるのでしょう? 今
-
-
花火の日が5月28日と8月1日の2つあるのはなぜ?その理由や由来とは?
「花火の日」は5月28日と8月1日があるそうなのですが、その理由とは何なのでしょう。