知っておいて損はない雑学!雨はどこから落下したかによって名称が異なる
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豆知識
知っておいて損はない雑学!
雨はどこから落下したかによって名称が異なるのだそうです。
以下ではその詳細について詳しくまとめてみました。
雨がどこから落下したかによる名称の違い
雨粒(あまつぶ)・雨滴(うてき)
通常の落下する雨の水滴のことを雨粒(あまつぶ)、もしくは雨滴(うてき)と呼びます。
雨粒のほうが一般的ですね。
雨垂れ(あまだれ)
雨水が軒などから落ちたもののことを雨垂れ(あまだれ)と言います。
軒(のき)は家の屋根の端にある建物の外に張り出た部分のことです。
雨垂れ落ち(あまだれおち)
雨垂れが落ちて打ち当たるところのことを雨垂れ落ち(あまだれおち)と言います。雨垂れはいつも一定のところに落ちることが多いので、このような名称がついたのでしょう。
樹雨(きさめ、きあめ)
森林の中で濃霧によって小さな水滴が枝葉について、大粒の水滴となって雨のように降り落ちることを樹雨(きさめ、きあめ)と言います。
これは雨によるものではなく、あくまで霧によるものであることに限定されています。
森林ならではの現象ですね。
驟雨(しゅうう)
対流性の雲(積雲や積乱雲)から降る雨のことを驟雨(しゅうう)と言います。
あまり聞き慣れない言葉ですが、これが短時間で止むような一過性のものはにわか雨になります。天気予報などでよく聞くにわか雨はこの驟雨の一種というわけです。
ちなみに通り雨も驟雨の一種ですが、こちらは正式な気象用語ではなく、にわか雨の名前をわかりやすく変えただけのものだと思われます。
雨はもともといろいろな名称がありますが、落ち方や落ちる場所などにも名前がついているんですね。
会話のネタなどにでもなればと思います^_^
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