春分の日は天国に最も近い日だった!?お墓参りをする本当の理由とは?
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豆知識
3月の中旬になると春分の日がありますが、この日にお墓参りをすることは知っていてもなぜお墓参りをするのかはあまり知られていないことかと思います。
そこで今回はその詳細について調べてみることにしました。
春分の日とは?
参考:http://yukaina16.web.fc2.com/r01/r40303.htm
春分の日とは二十四節気の一つで、天文学上の太陽が「春分点」に来る日が春分の日と定められています。
日付は3月20日〜21日となっており、国立天文台が計算した日付から最終的に内閣決議によって決められています。ちなみに2017年は3月20日が春分の日です。
この日は太陽が真東から昇り、真西に沈むため昼と夜の時間がほぼ同じになります。
なぜお墓参りをするの?
春分の日はお墓参りをする日としてよく知られていますが、なぜお墓参りをするのでしょう?
その理由は平安時代にまでさかのぼります。
その当時、浄土思想というものが盛んで、極楽浄土というのは西のかなたにあると考えられていました。
春分の日と秋分の日は真西に太陽が沈むので、最も極楽浄土に近づく日とされ、ご先祖様へ感謝するという意味からこの前後の7日間をお墓参りをする日(いわゆるお彼岸)としようという風習が生まれたと言われています。
つまりこの日が最も天国に近く、ご先祖様に最も近づける日であるからお墓参りをして感謝を伝えようということになったというわけですね。
それは国が定めた祝日法で春分の日が「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と定められていることからもわかりますね。
日本らしい感謝の気持ちが込められた日だったんですね。
これからは春分の日はこのような想いがあったということを思い出してお墓参りをしてみるといいかもしれませんね^_^
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