春の雨は恵みの雨?穀雨の意味や由来について
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豆知識
春になるとだんだん暖かくなってきますが、同時に降水量も梅雨ほどではありませんが若干増えると言われています。
そんな季節を表す言葉として「穀雨(こくう)」という言葉があるのですが、今回はこの意味やその由来についてまとめてみることにしました。
穀雨とは?
穀雨(こくう)とは二十四節気の一つで立夏の前の期間になります。
日付はおおよそ4月20日ごろから始まり、その次の立夏までの期間を指します。春の最後の節気でもあります。
2017年の穀雨は4月20日からとなっています。
穀雨の由来は?
穀雨の時期は田畑の準備が整い、春の雨が降るころで、この雨は穀物の成長を助ける雨と言われます。
その由来は百穀を潤す春に降る雨という意味の「百穀春雨(ひゃくこくはるさめ)」から来ています。
この時期になると春の変わりやすい気候も安定してきて、日差しも強くなってくることから昔から田植えを始める目安となっているようです。
穀雨が終わると八十八夜をむかえ、暖かくなってきます。
春の時期に降る雨はだんだん暖かくなるという目安であり、穀物を育てる恵みの雨でもあるということですね。
春の雨に出会ったらこれは恵みの雨なんだと思いを馳せるのもいいかもしれませんね^_^
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