大学入学前や就職前の一年間は自由!?海外のギャップイヤーの詳細とその効果とは?
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豆知識
海外では、大学入学前や就職前に一年間ほど自由な期間を設けるギャップイヤーという制度があります。
なんだか面白そうだったので、今回はこのギャップイヤーの詳細やその効果などについてまとめてみました。
ギャップイヤーとは?
ギャップイヤーとは、大学入学前や大学院進学前、就職前などに一定期間の休学期間を設けることができる制度で、この期間中は自由に行動できます。
ギャップイヤーの目的は、大学入学や就職前に普段得られない経験をして、見聞を広めることなどにあるとのこと。
最近、欧米ではこのギャップイヤーを利用する若者が増えているそうです。
ギャップイヤーの効果は?
ではギャップイヤーとはどのような効果があるのでしょう?
ギャップイヤーの間は自由な時間となるわけですが、その多くは世界を旅したり、語学留学したり、ボランティア活動などを行うとのこと。アルバイトをして勉学のための資金を貯める人も多いようです。
このような経験から大学での勉強の目的がより明確になるなどの効果があり、実際、中退率もギャップイヤーを利用していない学生が20%なのに対し、利用した学生は3%と非常に低い結果となっています。
また、優秀な学生ほどギャップイヤーを利用する場合が多いとも言われています。
日本での導入は?
ではこのギャップイヤー制度、日本には導入されないのかと言いますと、実はすでに東京大学で2012年から9月入学に変更することで、約半年間空いた時間を設けるというギャップタームという取り組みが行われています。
まだまだ普及はしていないようですが、これが広まれば、大学入学前や就職前に自由な時間が取れるようになり、より強い目的意識を持った大学生、社会人が増えることが期待できます。
このような制度が日本にあれば、面白くなりそうですが、どうでしょう。
欧米では多くの若者が利用しているようなので、それにならって日本も導入してみてもいいのかもしれませんね^_^
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