東京五輪エンブレムは出来レースだった？一般アンケートと食い違う結果に

先日、2020年東京五輪エンブレムが「A案」に決定しましたが、これは完全に出来レースだったとも言われています。

その理由について具体的にまとめてみました。

選ばれた4つの候補

東京五輪エンブレムは佐野氏のデザインが始めに採用されましたが、パクリ疑惑が浮上し、騒ぎが大きくなりすぎたことから採用が取り消され、新たなエンブレムを募集し、4つの候補が選定されました。

その4つの候補が以下の通りです。

そして審査により決定したのが「A案」の市松模様をモチーフにしたものでした。

一般アンケートと食い違う結果

今回の審査では、旧エンブレムの閉鎖的な審査の反省から「参画」と「透明性」をキーワードに「公明正大」に選考が行ったと述べていますが、この審査には疑問があります。

デザインの審査はその一部をライブ配信し、4万人から11万人の意見を参考にして選定したと述べていますが、その結果が複数のメディアが事前に行ったアンケート結果と食い違っているのです。

その結果がこちら

日刊スポーツ

1位 D案（793票）33.0%

2位 B案（683票）30.3%

3位 A案（434票）19.3%

4位 C案（391票）17.4%

総数 2251票

参考：http://www.nikkansports.com/sports/news/1630388.html

読売新聞

1位 B案（44票）

2位 D案（24票）

3位 A案（23票）

4位 C案（9票）

総数 100票

参考：http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20160410-OYT1T50013.html

niconico

1位 B案 37.9%

2位 D案 22.8%

3位 A案 13.8%

4位 C案 8.0%

その他 17.5%

総数 約68000人

参考：http://iasports.kataru.jp/?p=213

エキサイトニュース

1位 D案 44%

2位 B案 26%

3位 A案 20%

4位 C案 10%

総数 1293票

参考：http://news.livedoor.com/article/detail/11393432/

これらのアンケート結果を見てみますと、どのアンケートでも「A案」は1位になっておらず、3位辺りと比較的低めの順位となっています。

どちらかというと人気なのはB案かD案となっています。

この結果を見る限り、本当に公明正大に審査が行われたのか疑問に感じます。

ネットでは「A案ありき」「出来レース」という意見が多数で、やはりA案に決定したことに疑問を感じる人が多いようです。

これらの結果を見て見る限り、A案は出来レースだった気がしてなりません。

そもそも審査方法が一般投票ではなく、審査員が行うものとなっている時点で、本当に公明正大なのか疑問を感じますね。

なにはともあれもう決定してしまったので、変えようがないと思いますが、もうこういったことが起こらないでほしいものです。

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