夏の用語 夏日・真夏日・猛暑日・熱帯夜の違いや定義は?人体への影響についても
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豆知識
夏になるとよく聞く、夏日や真夏日、猛暑日などの用語の違いや定義とは一体何でしょう。
気温の違いによる人体への影響などについても気になったので調べてみました^_^
夏の用語の定義は?
これらの夏の用語は気象庁で定義が定められています。
その定義が以下のとおりです。
- 夏日:1日の最高気温が25度以上の日のこと
- 真夏日:1日の最高気温が30度以上の日のこと
- 猛暑日:1日の最高気温が35度以上の日のこと
- 熱帯夜:夜間の最低気温が25度以上の日のこと
夏日・真夏日・猛暑日は1日の最高気温の違いで変わり、熱帯夜は夜間の最低気温で決まっているようです。
ちなみにもともと夏日と真夏日の用語しかなく、気温が35度以上になったときの用語はありませんでしたが、近年35度以上の気温が観測されることが珍しくなくなり、2007年4月に新たに気象庁より「猛暑日」という用語が追加されました。
「猛暑日」という用語が作られる前は最高気温が35度以上の日のことを「酷暑日」とよんでいたそうです。
気温の違いによる人体への影響は?
気になるのはこれらの気温の違いによる人体に影響についてです。
日本生気象学会では気温と湿度によって決まるWBGTから人体への影響について以下のような基準を設けています。
これを見てみますと、気温が35度以上、湿度が55%以上のときは安静にしていても熱中症になる危険性があるようです。このような気温、湿度のときは外出を控えるか、クーラーを使用するなどして部屋を涼しくすることが大事です。
また、全体的に気温以上に湿度の影響が大きいようです。湿度が高い日はエアコンの除湿機能を使うなどして湿度を下げる必要があるでしょう。
真夏日・猛暑日などの日は湿度にも気をつけて、しっかり熱中症対策をしておきましょう。
特に気温・湿度が上の危険状態にあるときは素直にエアコンなどを使って、積極的に部屋を涼しく快適にすることが重要となるでしょう。
ぜひ参考にどうぞ。
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