HAARPは東日本大震災を引き起こした地震兵器？熊本の落書きとの関連は？

熊本の八代市役所に「HAARP」という文字が入った落書きがあったことで話題となっていますが、この「HAARP」とは一体何なのでしょう？

なんでも東日本大震災でも使われたという地震兵器という話もありますが、その真相とは？

そこで今回はこのHAARPの詳細と東日本大震災、熊本の落書きとの関連などについてまとめてみました。

HAARPとは？

HAARPとは、アメリカ合衆国の高周波活性オーロラ調査プログラムで、地球の電離層と地球近傍の宇宙環境で発生する自然現象を探求し、理解することを目的として行われています。

アラスカ州・ランゲル・セントイライアス国立公園に施設があり、アメリカ空軍、海軍、国防高等研究計画局 (DARPA)やアラスカ大学などと共同で行われている研究でもあります。

そんなHAARPは、強力な電磁波を発生させることが可能で、使い方によっては地震や火山、天候の操作などが可能という恐るべき兵器とも言われています。

実際、ロシアの軍事専門雑誌では、HAARPは超強力なビームを生成する究極の地球物理学兵器であるという記事が掲載されたとのこと。

2004年12月26日のスマトラ島沖地震や2010年1月12日のハイチ地震、2010年9月4日のカンタベリー地震などはこのHAARPによって引き起こされたと言われています。

東日本大震災との関連は？

東日本大震災もHAARPによって引き起こされたという話があります。

それは元米国ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラがCNNの取材で「東日本大震災がHAARPによって引き起こされた」と答えたことにあります。

ではなぜ東日本大震災がHAARPによって引き起こされたと言われているのかと言いますと、それはTPP（環太平洋戦略的経済連携協定）が関係しているとのこと。

TPPとは太平洋周辺の国々の経済の自由化を目的とした協定で、より輸出がしやすくなる一方で、海外から安い農作物が入ることで国内の農業に大きな影響を与える可能性もあると言われています。

実は上に挙げたHAARPによって引き起こされたという地震も全てTPPが関連していると考えられており、東日本大震災もTPPへの日本参加を早める為の陰謀だったとも言われています。

しかし、実際は東日本大震災によってTPPへの参加はむしろ先送りされることになり、東日本大震災においてはHAARPによって引き起こされたというのはありえない気がしますね。

熊本の落書きとの関連は？

5月15日、熊本地震で使用できなくなった八代市役所本庁舎に「HAARPで全壊もう少しだったネー」という落書きが発見されました。

被災地でこのようなことが行われることが信じられないのですが、気になるのは「HAARP」の文字。

これはHAARPによって熊本地震が起こったということを言いたかったんでしょうけど、これはただのこじつけです。

そもそもHAARPは2014年5月に老朽化で閉鎖されることが発表されているため、今回に関しては全くHAARPは関係ないことは確かでしょう。