鎌倉花火大会2017は中止？開催？日程や内容はどうなる？

今年で69回目を迎えるという鎌倉花火大会は4月10日に突然中止が発表されました。

しかし、その後の4月21日に鎌倉花火大会の実施が表明され、資金はクラウドファンディングにて集めるということになりました。

今回はその詳細や花火大会の日程や内容がどうなるのかなどについてまとめてみました。

なぜ中止になり、再び開催が発表されたか？

鎌倉花火大会は今年で69回目を迎える伝統のある花火大会で「鎌倉の三段大観光行事」と言われるほど大きなイベントであるのですが、4月10日突然中止が発表されました。

その理由は花火大会の主な運営を行っていた「鎌倉市観光協会」と活動の資金を提供する「鎌倉市」との間で問題が発生したためであるとのこと。

毎年観光協会には鎌倉市から活動の資金として約4700万円の補助金が公布されていたのですが、観光協会が職員の雇い止め（契約期間満了後に使用者が契約を更新せず労働者を辞めさせること）を行っていたことが判明し、鎌倉市議会は前年の予算がどう使われていたか確認するために観光協会に議事録の提出を求めます。

しかし、観光協会側は議事録は一部のみなら提出できるが全てを提出することはできないと述べ、結局市議会の要求通り全ての議事録が提出されることがなかったために補助金を全額カットすることになりました。

その結果、観光協会は十分な人員を確保できず、花火大会の実行委員から退会することになり、花火大会の開催が困難となったために中止せざるを得なくなったようです。

これで花火大会が中止になるかと思いきや、4月21日に一転して鎌倉市長より花火大会の実施が発表されます。

花火大会の開催を望む多くの市民や鎌倉を愛する有志の声により、実施するということを決定したようです。

鎌倉市は花火大会の実行委員を新たに設置し、開催費用をクラウドファンディングなどで集めることで開催することを目指しているとのこと。

日程や内容はどうなる？

結果的に開催することが決定した鎌倉花火大会ですが、気になるのが運営する実行委員が変わったことにより日程や内容が変わるのかということです。

日程に関しては中止の発表前と変わらずに

2017年7月19日

に開催されるようです。

気になる内容ですが、投稿時点（5月18日時点）では未定となっています。

参考までにこれまで通りの内容ならスターマインや水中に広がる水中花火などがあり、合計2500発の花火が打ち上げられることになるのですが、今回はどうなることでしょう。

5月31日まで鎌倉花火大会のためのクラウドファンディングで資金を募集しているようなので、充実した内容の花火大会を望むのなら少しでも資金を提供し、開催に役立てるようにしたいですね。