錦織圭の決勝の対戦相手チリッチとはどんな選手か?過去にドーピングで出場停止?

今朝、錦織圭がノバク・ジョコビッチに勝ち、日本人としては初となるグランドスラムの全米オープン決勝へ進出という快挙を成し遂げました。

決勝戦の対戦相手はテニス界の元王者フェデラーにストレートで勝利した

世界ランキング16位のマリン・チリッチ選手に決まりました。

ここではマリン・チリッチとはどのような選手なのかについてまとめてみました。

マリン・チリッチとはどのような選手か？

国籍はクロアチアで現在25歳。錦織圭（現在24歳）と同世代の選手です。

右利きで、バックハンドは両手打ちです。

身長は198cmあり、その身長から繰り出されるサーブはフェデラーも苦戦するほど強烈なものです。

先日のフェデラーとの試合ではサーブの最高速度が132マイル（約時速213km）を記録し、13本ものサービスエースを取りました。

世界ランキングは最高9位でATPツアーで過去11勝しています。

4大大会（グランドスラム）の最高成績は、

全豪　ベスト4(2010年)

全仏　4回戦(2009年)

全英　ベスト8(2014年)

全米　決勝進出(2014年)

となっています。

4代大会決勝進出は錦織同様今回が初です。

過去の対戦成績は錦織が5勝2敗と勝ち越していますが、決して楽に勝てる相手ではないでしょう。

フェデラーも今までは5戦5勝と全勝していたのにもかかわらず、今回はストレート負けしてしまいましたし。

今回のチリッチ選手は今までとは違う何かがあるのだと思います。

過去にドーピングで出場停止?

実はチリッチ選手は、2013年の5月にドイツのミュンヘンで行われた

BMWオープンで、禁止薬物の陽性反応が確認され、

9ヶ月の出場停止処分が科せられています。

禁止薬物というのは中枢神経興奮成分ニケタミドというもので、

チリッチ選手が購入したブドウ糖の錠剤に含まれていたようです。

しかし本人は、その錠剤に禁止薬物が含まれていることを知らずに

摂取してしまったようで、意図的に摂取したわけではなかったとのことです。

本人の弁明もあってか最終的には出場停止処分は4ヶ月に短縮されたようです。

今回のチリッチ選手があまりにも調子がいいので、ドーピング疑惑が一部で噂されていますが、過去のドーピングは意図的なものではなく、あくまで本人の過失によるものであり、

チリッチ選手が全米の決勝まで進出できたのもまぎれもなく本人の努力によるものだと思います。

そんなチリッチ選手と錦織圭の決勝戦、ほんとに期待ですね。