「黄砂」の時期は「PM2.5」にも要注意!!違いやその危険性、対策方法など
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豆知識
「黄砂」は毎年2月〜5月頃にかけて頻繁に発生しますが、同時に注意しなければならないのは「PM2.5」です。
なんでもこの2つが組み合わさると最悪なことになるんだとか…
今回は両者の違いや組み合わさったときの危険性、対策方法などについてまとめてみました。
黄砂とPM2.5の違いとは?
黄砂(おうさ・こうさ)とは、中国大陸の砂漠から風で運ばれてくる0.5μm〜5μmほどの非常に小さな砂のことを言います。
PM2.5とは、自動車や工場などから発生する2.5μmほどの非常に小さな粒子のことを言います。
両者の主な違いは粒子の大きさです。
構成物質なども違いますが、人体への影響は両者ともほぼ同じです。
それぞれの影響などの詳細は以下の記事を参考にどうぞ
>>中国のPM2.5が深刻過ぎる!?日本への影響とは?身体への影響についても
組み合わさるとどう危険?
黄砂とPM2.5が組み合わさると「NPAH」という物質になります。
なんでもこれは金沢大学のグループで最近判明したことなのだそうですが、これはPM2.5に必ず含まれる「PAH」よりも発がんリスクが100倍以上高いとのこと。
PM2.5だけですら発がんリスクがあると言われているのにその100倍はかなり驚異的です。
しかも都合が悪いことに両方の物質が多く発生する時期は2月〜5月と一致しており、この時期に組み合わさって「NPAH」になる確率が非常に高いです。
対策方法は?
そんな恐ろしいNPAHですが、基本的な対策方法はPM2.5や黄砂の場合と同じです。
具体的には以下の通りです。
- 外出をひかえる
- マスクやメガネをつける
- 空気洗浄機を使用する
- 外で洗濯物を干すのはひかえる
特にマスクを使用する際はPM2.5に対応したマスクを着用すると効果的です。
空気洗浄機はPM2.5などに対応した以下の製品などがオススメです。
電磁力でホコリやウイルスなどのナノ粒子を除去★高性能空気清浄機★
最近は黄砂やPM2.5などの被害が深刻化してきているので、対策をしっかりしておいたほうが良いでしょう。
ぜひ参考にどうぞ^_^
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