認知症の予防と脳の活性化にコグニサイズ!やり方も簡単!
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健康
高齢化社会の日本では認知症による徘徊や車の運転ミスなどが問題となっています。
この高齢者だけが発症すると思われがちな認知症ですが、実は若い人でも発症する若年性認知症というのがあります。
いつだれが発症するかわからない認知症ではありますが、その予防法の一つに「コグニサイズ」というエクササイズがあります。
今回はこのコグニサイズについて紹介していこうと思います。
コグニサイズとは?
コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが、認知症予防に開発したエクササイズのことです。コグニサイズという言葉は英語のcognition (認知) とexercise(運動)を合わせた造語です。
頭を使いながら運動するので、認知症予防だけでなく脳を鍛える効果もあります。やり方もとても簡単ですので、気軽に行うことができます。
コグニサイズのやり方
基本的なコグニサイズとして、「足踏み」と「マルチステップ」の2種類があります。
足踏みコグニサイズ
1.一定のリズムで足踏みします
2.1,2,3,4…と声を出しながら足踏みします
3.3の倍数のときだけ声を出さずに手をたたきます
実際に声をだすときは「1,2,手をたたく,4,5,手をたたく,7…」という感じになるでしょう。
マルチステップコグニサイズ
足踏みコグニサイズに慣れてきたら少し難しいマルチステップコグニサイズをやってみましょう。
1.右足前→左足前→右足横→左足横という順番でステップします
2.足踏みコグニサイズと同じく、数字を数え、3の倍数のときだけ声をださずに手をたたきます
慣れてきたらさらに難易度を上げてみる
マルチステップエクササイズにも慣れてきたらステップのリズムを早くしてみたり、50から逆に数えてみるなどやってみるといいでしょう。
この他にもラインを引いて、数を数えながらステップするコグニラダーや複数人でやる方法もあるようです。詳しくは以下のサイトからどうぞ。
http://www.ncgg.go.jp/cgss/department/cre/cognicise.html
認知症の予防は早めの取り組みが大事
認知症の予防で大事なことは早めに予防に取り組むことです。
その予防には健康的な食生活や適度な運動、睡眠などが大事と言われています。
普段からそういったことに気をつけ、コグニサイズをやっていけばよりいっそう認知症の予防につながるでしょう。
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